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2010年11月18日 (木)

「縁」の作品 その3

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「縁」をテーマにした作品は他に中里保子さんの「お結びねこ」、そして井野文絵さんのその名もズバリ「縁」がありました。
「お結びねこ」は、陶芸家辻優子さんとのコラボで、この外観が秀逸です。
贈り物の箱というイメージでしょうか。
それにリボンをかけた?
そんな感じのボディです。
万華鏡にするのに、よくこういう形を思いつくよな~(笑)という感じで、その中に中里さんが映像を嵌め込むのに頭を使われた様子が窺えます。
大中小とあって、大きさによって映像の流れが変わるので、どれを選ぶかも悩ましいところです。
漆の板に乗せているので置物としても面白い。
「和」のイメージでありながら、ちょっとユーモラスな、お正月に欲しいような作品でした。
ところで「お結びねこ」ってどういう意味?
「縁を結ぶ」という意味を込めてくださったのでしょうか。

そして井野さんの「縁」は、羹桜窯さんとのコラボだそうです。
井野さんはいつもは磁器に絵付をされていて、やさしい繊細な作風でしたので、今回の力強い作品は驚きです。
井野さんの映像は、まさに「和」の色遣いで、ちょっと渋めの落ち着いた色の世界を好む方も少なくないのですが、この外観ですからそれがぐっと際だっています。
今まではやはり女性のファンが多かったと思いますが、これは男性も好まれるのでは。
「縁」ではないですが、蒔絵の作品もますます磨きがかかっています。
チャイナペインティングから入られただけに、絵付は確かですね。

ただ、万華鏡全体の問題でもあるのですが、アイホールからミラーの縁が見えてしまうということをもう少し考えていただけたらと思います。
作家さんたちいろいろ工夫されていますが、難しいところですね。
ツーミラーが覗いたときに真円に見えないという問題もそうです。
もっとも昔は、ミラーの緑色がハレーションを起こしてたりあって、今は皆さん黒く塗ったりなどされているから、少しずつ進歩ですね。

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