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2010年2月15日 (月)

和の万華鏡 個々の作品について1

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和の万華鏡展、個々の作品について何もフィードバックしなかったのは、私の怠慢です。
遅ればせながら思いつくままに述べさせていただきます。
今回、一番評価したいのは加藤瑞枝さんの作品です。
加藤さんは基本はステンドですが、新たにバート・ド・ヴェールという技法を習得されて、外観の装飾に使っています。そのため出来上がりが単なるステンド作品とは段違いに装飾性のある、複雑な深みのあるものになっています。
この作品を作られるためにかけた時間と労力は相当なものであったと思われます。
映像も外観の雰囲気に合わせて、色づかいも考えられており、非常に完成度の高い整合性のある作品だと思いました。
たくさんの他の作品の中に並列で展示したのは、後で考えて残念、もっと目立つところに別立てで飾ればよかったと思います。
工芸展でも今回の川崎市民ミュージアムでも入選されたのも、うなづけます。
このまま精進を重ねていらっしゃれば、万華鏡の世界でというより、工芸の世界で評価されていくのではないでしょうか。
ただ、多分ご性格もとても真面目でしっかりされた方ではないかと思うのですが、そのためもう少し遊びというか、おもしろみが欲しいという気持と、でも職人芸として今の持ち味を進めていってもいいかもしれないという気持と、両方で揺れ動きます。
それは加藤さんご自身が選んでいかれることだと思いますが。
いずれにしてもがんばって欲しいと思います。

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コメント

錚々たる出展者のなかで、最初に取り上げていただき
恐縮しております。
今回の作品は、自分としては自信があまりなかったものですから、このような身に余るお言葉を頂き、ただもう感激です。
作品に「遊び」や「面白み」がもう少しあってもいいのではないかというお言葉を心に留めて、
次なる作品にまた取り掛かりたいと思います。
何だか勇気が出てきました!本当にありがとうございました。

投稿: 加藤瑞枝 | 2010年2月15日 (月) 19時49分

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