« 2008年9月 | トップページ | 2009年2月 »

2008年10月28日 (火)

不思議アートのぞき箱

Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_5

不思議アートのぞき箱もさまざまに発展しています。
これはふくろうの会のメンバーで、福岡アジア美術館での万華鏡展を自主企画した「子ども文化コミュニティ」のお母さん方が作り上げた、30cm四方の素敵な立方体万華鏡の4作品「春「「夏」「秋」「冬」です。
その企画展には連日2000人近い人々が訪問したそうで、のぞき箱も一躍福岡市民に認知されたとのことです。
画面だけ見ていると、別になんてことのない絵のように見えますが、これが四角い箱の中に収まっていて(写真右)、小さなのぞき穴から見るとこう見える、それが驚きでしょう?
最初はただ模様を付けて、それがきれいに見えるだけで喜んでいたのだけど、だんだん構成をするようになって、「箱の中の小さな世界」になりました。
でもこれは、万華鏡じゃないわね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年10月21日 (火)

和の万華鏡展出品作品6

P1020482 P1020483 P1020445_2

小嶌さんの作品を紹介します。
陶芸家の喜多里加さんと組んでされることが多いのですが、最近は自作の木工作品もあります。小嶌さんの映像は、赤や金を効果的に使った華麗なものが多くて、とても人気でした。しかし今回出していただいたものを見ると、少し変化が感じられます。
暗闇からほのかな光が浮かび上がってくるような映像で、以前のひたすら華やかなものよりも、訴求する力が強いと言いましょうか。
万華鏡も、長くつきあっていると、作る方も見る方も少しずつ変化していくように思います。
最初は単純にきれいさを求めていたのが、次第にそこに何か表現したくなる。偶然性に左右される映像ですが、さまざまな経験からくるもので計算し、自分の感覚や世界を表現したくなる、そういうものを感じるようになります。
そうした作家の意志が感じられると、万華鏡を見るのがずっと楽しくなってきます。
今回の小嶌さんの作品にも、そんな感想を抱きました。
タイトルにいつも凝る彼ですが、今回も面白いです。作品に文学性が感じられるのも、そのタイトルからくるのかもしれません。
写真左は「エディキュラ」、飾壇です。写真中は「フラメル式結晶器」。ハリー・ポッターにも
名前だけですが出てきた有名な錬金術師「ニコラ・フラメル」が、永遠の命をもたらす賢者の石を造る過程で様々な道具が副産物で出来ましたが、その中の一つが「フラメルの結晶器」です。その小型復刻だそうです。
写真はないのですが「ブルカニロ博士の天文台」。宮沢賢治の銀河鉄道の夜に当初想定されていた人物で、ブルカニロと言う数学者で鉄道の中で道案内をする博士から名付けました。結局登場の機会はありませんでしたが、どんな人なのか想像するだけでも楽しいとのことです。
それから連作で作っているのが「アルケミスト」。錬金術師ですね。
たしかに、万華鏡の映像づくりは、錬金術かも(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月18日 (土)

和の万華鏡展オープン

P1020441 P1020475 P1020463

仙台万華鏡美術館において「和の万華鏡展」始まりました。
作家さんたちのご協力で、100点近く、他ではなかなかお目にかかれない品揃えになりました。陶器、磁器、漆、螺鈿、ガラス工芸、どれも本格的な工芸もので、さらに工夫された映像が見る人を驚かせ、楽しませてくれます。
今回は公募展で入賞した作品も展示しています(写真右)。
左は2007年アメリカ・コンベンションで優秀賞を取った中里保子さんの「秋草」、中は日本クラフト展で佳作入選した寺前みつ子さんのペンダント万華鏡「ウィーン紋様」と「牡丹紋様」、右は2007年IKA展の優秀賞、清野一郎さんの「Kaleido Planet」です。

P1020443 P1020456 P1020464

いつもの通り、UAPふくろうの会の「不思議アートのぞき箱」も展示しています。
この「のぞき箱」は物語性のある展開を見せることが特徴。今回も斉藤風子さんの「昔話シリーズ」は、独特の世界を表現しています。
万華鏡も驚くほどの普及を見せ、さまざまな展覧会が開かれていますが、この「和の万華鏡展」は、他のどことも違う万華鏡の世界を展開していると自負しています。
日本の万華鏡を牽引していく力になれると思っています。
和の技法を持つ作家さんの参加をお待ちしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 5日 (日)

和の万華鏡展出品作品6

P1020400 P1020401
P1020408 P1020412 P1020414

辻輝子&美里さんの作品をご紹介します。
新作というわけではないけれど、今まで誰の目にも触れることがなかった幻の作品です。
実はお二人の作品は、輝子先生があまりに大切に思うあまり、秘蔵されていて、売るのはもちろん展示もしないというものがかなりあります。
出すと欲しいという方が表れて、断り切れないということもあるかと思います。
それで先生のご自宅の奥深く秘蔵されることになるのですが、やはり作品は人の目に触れて、評価されることも必要では。ということで、今回3点出していただきました。
左から「かいこうづ紋様」「すずめ紋様」「お人形紋様」、映像は「お人形」(映像の写真がうまく撮れてなくて実際の良さがまったく表れていませんが)です。
私は「お人形」がすごく気に入りました。
もちろん他のもいいけど、辻輝子さんの絵付って、こういうところが実にユニークなんですね。以前にも竹久夢二風の女性像の万華鏡があって、それもいいなと思ったのですが、
なんというか愛情が感じられて、それにまさに可愛い。
たしか川端康成だったか、棟方志功だったかが辻さんの作品を評して、「かわいい、かわいい」と言っていましたが、まさしくそれね。
私はふだんはあまりお人形など好まないのだけど、これはやっぱりいいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 2日 (木)

「和の万華鏡展」近づく

Dmweb 何度もお知らせしてきましたように「和の万華鏡展」いよいよです。

日時10月11日(土)~11月9日(日)
AM9:30~PM5:00
会場 仙台万華鏡美術館

出展作家さんは次の方々です。

辻輝子・美里 井野文絵 加藤瑞枝 切敷章 小嶌淳 清野一郎 寺前みつ子 中里保子 溝口好晴 代永正樹 UAPふくろうの会

それぞれの公募展で賞を取られたり、入選した作品もあります。
和のテイストで作っていただいているので、これまでの万華鏡とは少し違うものが生まれてきていると思います。日本の工芸美術の伝統と美の万華鏡といえるでしょう。
外観だけでもなかなかで飾り物として楽しめる、その中に万華鏡の映像が詰まっているのですから、ホント、二度おいしい作品たちです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2009年2月 »