« 右脳を活性化する万華鏡 | トップページ | 和の万華鏡展終わりました »

2006年5月24日 (水)

万華鏡とアハ体験

「アハ体験」とは、誰かから説明を受けて腑に落ちたとき、英語で「アハ!Aha!」などという、そのことから来ているそうで、ある瞬間にパッと、頭の中が明るくなったように「分かった!」と思う感覚とのことです。そのとき頭の中はすごく喜んで、嬉しいことを表現する脳内のドーパミンが放出されるそうです。
万華鏡のテレイドタイプを初めての方にお見せしたときに、皆さんの見せる反応、それがこの「アハ体験」と通じるものがあるように思います。
最初なんだかわからないで見ている、なんだこれは?という感じ。そのときにこうやって見てください、ほら、見たものが万華鏡模様に見えるでしょう、と言いますと、それこそ「Aha!」と納得する、そして「おもしろ~い」と歓声を上げる。子どもなんか「キャッキャッ、キャッキャッ」喜びます。
これは一種の「アハ体験」ではないか。もっとも茂木先生に聞いてみなければ分かりませんけどね。
いずれにしても、脳内で歓びが起こっていることは事実。万華鏡を見ている人を見るのが面白いと関係者はみんな言うのですが、その通りです。
もうひとつ、「ふしぎ箱万華鏡」のワークショップで体験すること。受講者は最初どのようになるかはよく分からないまま作業に取り組みます。もちろん出来上がった形は見ているし、6枚の鏡による反射だということも、説明は受けている。それでも半信半疑で、とにかくいわれたままに、鏡の裏面を削り取る作業をします。これがなかなか忍耐のいる仕事で、約1時間せっせとやってようやくでき上がる。
さらにカラーシートを貼るのですが、この時もまだ完成型は見えない。
最後に鏡を組み立てて、鏡面のシールをはがしたとき、初めて「Aha!]の歓声が沸き上がります。皆さん、とっても嬉しそうな顔をします。やっぱり子供たちの顔がいい。女の子ならにっこり笑って、歓びをそっと胸にしまい込む感じの子もいれば、友達同士で見せ合ったりする。男の子だとピョンピョン飛び上がったりします。
大人たちも思いがけない経験にびっくりします。大人は、それなりに計算したり、デザインも考えてきたりするのですが、立体であり、鏡面であることで、計算外、今でいったら想定外ですか、の映像が浮かび上がることに驚きます。
それでもう一度、もう一度と挑戦する方も出てくるほどです。
この「驚き」、これが万華鏡の魅力でしょうか。ものを作るときに想定外の結果が生まれること、その面白さにはまるとき、万華鏡の魅力にとりつかれるのだと思います。

|

« 右脳を活性化する万華鏡 | トップページ | 和の万華鏡展終わりました »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/49763/1922067

この記事へのトラックバック一覧です: 万華鏡とアハ体験:

« 右脳を活性化する万華鏡 | トップページ | 和の万華鏡展終わりました »