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2006年5月 5日 (金)

右脳を活性化する万華鏡

万華鏡になぜ人は魅せられるのかということを、考え続けています。
昨年、世田谷未来博で、万華鏡を見ながら脳波をとってもらいました。そういう機会をずっと待ち望んでいまして、ちょうど国士舘大学の先生が脳波の実験をされていたので、参加してとってもらったのです。
結果は右脳がものすごく活性化されるということが分かりました。活性化されるとパソコン上に出ている脳の内部構造?のその部分が赤くなるのですが、もう、真っ赤っか。国士舘の先生もびっくりされていました。もっともすべての人がそうかどうかは分からない、もともと私が、右脳が活性している人間かもしれないとのことでした。ちなみにそのときに使った万華鏡は、代永正樹さんのオイルワンド万華鏡です。
脳というものは、食べ物や飲み物、また魅力的な異性など、生物として生き延びる、子孫を残すための刺激に対して「喜ぶ」ようになっているそうですが、実は音楽に対してもその歓びは原始的な快楽とほとんどイコールだとの研究結果が出たそうです。好きな曲のグッと来る部分を聞いたとき、脳は美味しいものを食べたり、魅力的な異性と会ったりするときに働く、報酬系の神経回路が活性化する、つまり脳は喜んでいると。
音楽は人間が生きていく上で、絶対必要なものというわけではないのに、なぜ飲食や異性との接触同様の快楽をもたらすのか、脳研究者にとっては、大きな問題であると。といったことはすべて、脳研究者の茂木健一郎さんが書かれた「ひらめき脳」(新潮新書)という本からの受け売りなのですが・・・。
そこで言いたいのは、万華鏡が音楽と同じ作用を脳に及ぼすということです。前に書いたように万華鏡は音楽と似ている、とすればそれは当然のことで、もっと広く芸術というものはそうなのだといってしまえば、それまでなのですが。
ところでこの茂木さんは、分からないことをじっと考えて分かったとき、人の脳はものすごく活性化されるそうで、このことを「アハ体験」と名付けていらっしゃいますが、万華鏡と「アハ体験」とが何かつながりを持つように思えるのです。そのことについては次回で。

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