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2006年5月29日 (月)

万華鏡のコンベンション

5月に毎年恒例のブリュースターソサエティのコンベンションが行われ、今年も皆さんいらしたようです。九谷美陶園の寺前さんも初参加されて、よい経験になったとのことです。
そこで行われる仮装大会で、中里さんのグループが入賞されたそうで、その時の写真が送られてきたので、掲載します。テーマが「フェスタ of カラー」だそうで、なるほどですね。中里さんの元気に、乾杯!です。Img_1083_1 Img_1087

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和の万華鏡展終わりました

R0011190 R0011191 2週間の和の万華鏡展が終わり、ほっとしています。
まず何の事故もなく、終えたことに感謝です。万華鏡はその展示の性質上、展覧会で壊れることが結構あるので。
たくさんの方、そして作家さんが来てくださって、いろいろな出会いがありました。
本当に「和の万華鏡は万華鏡の輪」です。「ふしぎ箱万華鏡」のワークショップも、子どもからお年寄りまで楽しんでいただけました。
またいつか、こんな出会いのあることを楽しみにしています。

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2006年5月24日 (水)

万華鏡とアハ体験

「アハ体験」とは、誰かから説明を受けて腑に落ちたとき、英語で「アハ!Aha!」などという、そのことから来ているそうで、ある瞬間にパッと、頭の中が明るくなったように「分かった!」と思う感覚とのことです。そのとき頭の中はすごく喜んで、嬉しいことを表現する脳内のドーパミンが放出されるそうです。
万華鏡のテレイドタイプを初めての方にお見せしたときに、皆さんの見せる反応、それがこの「アハ体験」と通じるものがあるように思います。
最初なんだかわからないで見ている、なんだこれは?という感じ。そのときにこうやって見てください、ほら、見たものが万華鏡模様に見えるでしょう、と言いますと、それこそ「Aha!」と納得する、そして「おもしろ~い」と歓声を上げる。子どもなんか「キャッキャッ、キャッキャッ」喜びます。
これは一種の「アハ体験」ではないか。もっとも茂木先生に聞いてみなければ分かりませんけどね。
いずれにしても、脳内で歓びが起こっていることは事実。万華鏡を見ている人を見るのが面白いと関係者はみんな言うのですが、その通りです。
もうひとつ、「ふしぎ箱万華鏡」のワークショップで体験すること。受講者は最初どのようになるかはよく分からないまま作業に取り組みます。もちろん出来上がった形は見ているし、6枚の鏡による反射だということも、説明は受けている。それでも半信半疑で、とにかくいわれたままに、鏡の裏面を削り取る作業をします。これがなかなか忍耐のいる仕事で、約1時間せっせとやってようやくでき上がる。
さらにカラーシートを貼るのですが、この時もまだ完成型は見えない。
最後に鏡を組み立てて、鏡面のシールをはがしたとき、初めて「Aha!]の歓声が沸き上がります。皆さん、とっても嬉しそうな顔をします。やっぱり子供たちの顔がいい。女の子ならにっこり笑って、歓びをそっと胸にしまい込む感じの子もいれば、友達同士で見せ合ったりする。男の子だとピョンピョン飛び上がったりします。
大人たちも思いがけない経験にびっくりします。大人は、それなりに計算したり、デザインも考えてきたりするのですが、立体であり、鏡面であることで、計算外、今でいったら想定外ですか、の映像が浮かび上がることに驚きます。
それでもう一度、もう一度と挑戦する方も出てくるほどです。
この「驚き」、これが万華鏡の魅力でしょうか。ものを作るときに想定外の結果が生まれること、その面白さにはまるとき、万華鏡の魅力にとりつかれるのだと思います。

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2006年5月 5日 (金)

右脳を活性化する万華鏡

万華鏡になぜ人は魅せられるのかということを、考え続けています。
昨年、世田谷未来博で、万華鏡を見ながら脳波をとってもらいました。そういう機会をずっと待ち望んでいまして、ちょうど国士舘大学の先生が脳波の実験をされていたので、参加してとってもらったのです。
結果は右脳がものすごく活性化されるということが分かりました。活性化されるとパソコン上に出ている脳の内部構造?のその部分が赤くなるのですが、もう、真っ赤っか。国士舘の先生もびっくりされていました。もっともすべての人がそうかどうかは分からない、もともと私が、右脳が活性している人間かもしれないとのことでした。ちなみにそのときに使った万華鏡は、代永正樹さんのオイルワンド万華鏡です。
脳というものは、食べ物や飲み物、また魅力的な異性など、生物として生き延びる、子孫を残すための刺激に対して「喜ぶ」ようになっているそうですが、実は音楽に対してもその歓びは原始的な快楽とほとんどイコールだとの研究結果が出たそうです。好きな曲のグッと来る部分を聞いたとき、脳は美味しいものを食べたり、魅力的な異性と会ったりするときに働く、報酬系の神経回路が活性化する、つまり脳は喜んでいると。
音楽は人間が生きていく上で、絶対必要なものというわけではないのに、なぜ飲食や異性との接触同様の快楽をもたらすのか、脳研究者にとっては、大きな問題であると。といったことはすべて、脳研究者の茂木健一郎さんが書かれた「ひらめき脳」(新潮新書)という本からの受け売りなのですが・・・。
そこで言いたいのは、万華鏡が音楽と同じ作用を脳に及ぼすということです。前に書いたように万華鏡は音楽と似ている、とすればそれは当然のことで、もっと広く芸術というものはそうなのだといってしまえば、それまでなのですが。
ところでこの茂木さんは、分からないことをじっと考えて分かったとき、人の脳はものすごく活性化されるそうで、このことを「アハ体験」と名付けていらっしゃいますが、万華鏡と「アハ体験」とが何かつながりを持つように思えるのです。そのことについては次回で。

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2006年5月 1日 (月)

万華鏡の奥の深さ

今日から万華鏡展が始まって、作家さんたちが来てくださいました。そして彼らの話を聞いて、いまさらに万華鏡の奥深さを知りました。
オイルワンドに入れる水とグリセリンの割合、そこに浮かべるプラスティック破片の微妙な大きさ、破片が浮くか沈むかについては、グリセリンの濃度との関係で、どのくらいの速度で落ちるようにするか、それはグリセリンのスポイトの一滴で違ってくるのだと。イメージした速度を得るために、何遍やり直すか、結局気に入らなくて、全部最初からやり直しということもしょっちゅうという話を一人がすれば、もうひとりは「そうなんですよね〜。ほとんど一日中やってるときもある」と言います。
外側の筒の中にオブジェクトケースを内蔵するために光をどのように取り入れるか、その工夫の話、ミラーの種類、カットしやすいミラーを求めてアメリカ製を試してみたなど、ものを作る人の苦労というのは大変と思いながら、とても面白いです。
簡単そうに見えて実は奥深い世界というのが、好きです。

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