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2006年2月16日 (木)

万華鏡のこと

万華鏡は今から190年ほど前にスコットランドで発明されました。その後欧米でのはやりすたりを経て、30年ほど前からアメリカで流行し始め、その流れが日本にもやってきました。
ですから、今市場で出回っている万華鏡作品は、アメリカ製のものが多いです。
それは、それまでの万華鏡の概念を変えるものでした。映像=万華鏡を覗くと見える模様のことをそう呼んでいます=の美しさは、本当に素晴らしいものです。
日本でも15年ほど前から万華鏡作品が作られるようになって、なかなか良いものが出てきていますが、映像という意味では、アメリカに追いつけ追い越せというのが実情といえましょう。
しかし、私は工芸という分野で世界に誇る日本ならば、もっとグレードの高いものを生み出せるに違いないと、思ってきました。万華鏡はその価値を決めるのはもちろん映像の美しさは必須条件なのですが、工芸作品であるためには外側の意匠も、価値あるものでなければなりません。
そういう意味では、現在出回っているアメリカ製品は、私には不満でした。何たって長い伝統の文化から生み出されてくる日本の工芸には、かなうものではないと思いました。
そこで私は、日本の伝統工芸が作る万華鏡を生み出したいと思ったのです。万華鏡は「掌中の宝」と、私はとらえているのですが、その宝であるためには、なんとしても日本製の万華鏡を生み出していきたいと、思うようになりました。

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