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2006年2月16日 (木)

伝統工芸と万華鏡

私が日本製、それも伝統工芸とのコラボレーションされた万華鏡にこだわるのは、もともと万華鏡との出会いが陶芸家の辻輝子さんから始まったからとは、言えるでしょう。
辻さんは現在84歳、女流陶芸家として70年近くを第一線で活躍され、今も現役という素晴らしい方です。
まだ日本でほとんど万華鏡に対する認識がない頃から制作されて、最初はアメリカのチャールズ・カラディモスさんと組んで作っていました。この辺のところは私が編集させていただいた辻さんの著書『人生は万華鏡』に詳しいので、割愛します。
私は仕事で伝統工芸の世界を取材することが多かったのですが、陶芸にしろ、漆芸にしろ、産地の元気がないことが気になっていました。職人さん達は一生懸命で、ホントに細かい作業を丁寧にしているのに、残念と思いました。
昨年の6月にポーランド・クラクフ市で万華鏡の展覧会をしたときに、ひと言挨拶するようにいわれたので、日本は今、自動車とかITとかは盛んだけど、伝統工芸が衰微している。だから私は万華鏡というアイテムで、その素晴らしさをもう一度世界に問いたいのだと、申しました。
その気持ちが、私が日本製の万華鏡に関わる基本となっています。

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